なんと時の経つのが早いことか、早くも1ヶ月以上が経過してしまいましたが
2025年 6月3日, 4日, 6日, 7日の4日間、僕が暮らしている藤野(神奈川県相模原市)に
この春に新しく誕生した出会いとつながりの場、
カフェ&イベントスペース KADONARI カドナリ にて
TSUYOSHI ARTMAN展 ” Inner Paradise – 内なる女神と出会う場所”
を開催させていただきました。
会期4日間、近くから遠くからたくさんの方にお越しいただき
また何度も足を運んでくださった方もあり、
心からありがとうございました。
サポートや応援をいただいた全ての方にも、この場を借りて感謝を申し上げます。


この展示のために掲げたテーマは
” 自分と出会い直し、世界とつながり直す。”
絵の前に立ち静かに佇んでいた方、涙を流しておられた方
女神のカードを引いて、一人そっと自分と対話していた方、
皆様それぞれが女神たちの絵との対峙を通して
ご自身の内面の世界へと目を向けておられました。
その数々の姿はあまりに美しく、
これまで活動してきて良かったという思いも相まって
僕自身あまりに余韻が大きく、しばらく身動きが取れないくらいのものがありました。



誰もが自分という存在の意味を深く深く知っていき
自分を最大限に活かしていくこと。
それが、この世界が美しくあるために
人間に与えられた役割なのだと、僕は信じています。
その人の唯一無二の役割のようなものを、
その人自身が考えたり気づくための
“衝撃 インパクト” を与えるために
僕は女神という姿に描かせていただいています。

人生に意味を見出せず何をやっても心から満足できなかった過去の僕自身。
しかし、ある日の妻の一言によって
全ては自分の外側ではなく内側にあると信じ始めた時から
自分の内面への視野を広げるために「自分との対話」を繰り返し、
自分自身を知っていく旅を続けてきました。
そんな旅の中で、突然目の前に再び現れたもの。
それは何の変哲もない自分にとって普通のこと、
「絵を描く」ということでした。
絵を描き始めてから、世界と再びつながり直す機会を与えてもらっています。

一人ひとりにインタビューすることで
その人の奥深くにある本質の世界[内なる楽園]を見せていただき
人の姿に描き出したものが「魂の肖像画 – 女神」という制作で、
今回展示したのは、その最初の44枚です。
これまでに女神を描かせていただいたお一人お一人、
絵を見た人からは、輝きであったり美しい部分が際立って見えるかもしれません。
きっとすごい人なんだろうなと思うかもしれません。
しかしその人も、きっと誰にも言わず静かに自分の人生と向き合い
魂と対峙し続けているはずなのです。

重なり合った層のようなその人の人生体験や学び、
それは光とか闇とかというような
輝きに満ちたものも影のようなものも
見たくない部分向き合うべき部分も全て含めて
色々な面が内包されています。
他人には輝かしく見えるような部分でさえ、もしかすると
その人自身にとっては課題やテーマなのかもしれません。
その人の過去から現在、そして未来へと続く
魂のストーリーが形になったものが
この女神の絵なのです。
人の美しさとは、
その人が自身の内面に対峙し続ける
姿勢のことなのだと僕は思います。
この世界に生きる全ての人が
自分の存在の本質を知っていく旅を続けています。
TSUYOSHI ARTMANが描く女神は
この世界を生きる
あなた自身、そしてわたし自身への祈りです。
「あなたの中の女神と出会う」女神プロジェクトは始まったばかりです。
第二弾の募集をスタートしており、
内なる女神はこれからも続々と生まれ続けていきます。
みなさんがご自身の女神と出会うことが
「自分で出会い直し、世界とつながり直す。」
魂の旅を彩る美しい体験となりますように。


